
『Amber』アンバー(竜涎香) 渦巻き香
1巻きで約30時間と、長持ちでコスパの良い渦巻き香です。
アンバー香は、オリエンタル系で、甘くエキゾチックな香り。
アンバーとは、宝石の琥珀(アンバー)に似ていることから名づけられた、
アンバーグリスのことです。
アンバーグリスは、マッコウクジラの腸内に出来る結石のことで、
大きいものになると、大砲の玉くらいあります。
死んだクジラの体内にあった結石が海上に浮かび上がり、長い時をかけ海岸にたどり着いたもの。
あるいは、昔、灯火にする鯨油を取るため、世界中で盛んに捕鯨されていた時代に
捕獲され、解体されたときに体内から取り出されたもの。
香水の原料としても使われてきました。

商業捕鯨の禁止されている現代では、本物はほとんど出回らず、合成で作られることがほとんど。
アンバー香は、別名、竜涎香(りゅうぜんこう)と呼ばれますが、
これは、昔々、中国で、海岸に流れついたアンバーグリスが何かわからず、
竜の涎だと想像したことから名づけられました。
アジアのどこかにいるかのようなオリエンタルな香りは、
柑橘系とはまた違う甘さで、お香らしいお香です。

インドで輸出用に生産されたお香をバリ島で買い付けており、生産地はインド。
広めのお部屋に向きます。
お香自体が細いので、煙の量は少なめ。
吊るして使うタイプの渦巻き香で、燃焼時間は、1巻きで約30時間。
1箱10巻入り。
大変コスパがよく、人気のお香です。
途中でやめるときは、はさみや爪切りなどで火のついた部分を切り取れば、OKです。
専用のお香立てをお使いの場合は、渦巻き香を途中で折った時は、このように、芯棒のトップに挟んでお使いください。
またお香が柔らかいため、輸送中に折れている場合もありますが、
その場合、申し訳ありませんが返品対象にはなりませんので、
ご面倒ですが、同じようにお使いいただきますようお願いします。