गणेश
象の頭と4本の腕をもつガネーシャ像。
『夢をかなえる象』として、日本でも有名なガネーシャは、
商売繁盛・学問成就・家内安全・障害除去・開運と、万能の神様。
ヒンドゥー教の最高神シヴァとその妻パールバティの息子です。
ガネーシャの大きなお腹は、お腹の中に全世界が詰まっているからで、
大きな両耳で人の話を聞くことで多くの事柄を知っているということを表します。
このガネーシャ像が持つのは、斧・輪縄・モーダカ(モナカ)。
片方の牙が折れている理由には、いくつかのエピソードがあります。
一番有名なのは、自分で折って月に投げつけたという説。
誕生日に甘ーいお菓子をたらふく食べた夜の帰り道、
乗っていたネズミが蛇に驚き、ガネーシャは転んでしまいます。
その時に、お腹がはじけてお菓子がこぼれ出てしまいました。
空から見ていて、笑ったお月さまに、自分の牙を折って投げつけました。
その時から月は、満ち欠けするようになったそうです。
ちなみに、ガネーシャが持っているモーダカというお菓子は、
日本に伝わってモナカとなったとも言われています。
正面の足元にはアムリタの入った壺。アムリタとは不老不死の薬です。
向かって右の足元にいるのが、ガネーシャの乗り物(ヴァーハナ)のネズミ。
何故体の大きなガネーシャが、小さなネズミを乗り物にしているかというと
退治した悪魔を小さなねずみの姿に変えて操っていて、
乗るときはネズミの姿を大きくすることが出来るという
ガネーシャの力を表していると言われています。
後ろもきちんと彫られています。
全体的に、細部まで丁寧に作られており、インテリアとして十分見ごたえのある作りです。
富と商売の神様なので、お店などに置かれるのも良いでしょう。
その際は、入り口に飾るのが良く、ヒンドゥー教の寺院でも、一番先にお参りされる神様とされています。
※ブラス(真鍮)製。
※ハンドメイドで作られており、サイズや形・模様など、また
写真やお使いのPC環境などにより、色味が写真と異なる場合があります。
※製法上の傷やアジアン雑貨特有の小さな傷・色ムラなどは、ご了承ください。